日本語教師や学校は必要
近年日本に来て働く外国人労働者が増えています。日本の労働力不足を補うという点からはよいのですが、問題は日本語を理解したり、話すことのできない人が多いので不利益を被ったり、トラブルをおこしてしまうということです。
たとえば病気になっても自分の症状や状況をうまく伝えられないと、病院へ行っても必要な治療を受けられないといったことになりかねません。ゴミの分別や出し方について日本語で書かれている内容が読めず、トラブルを起こしてしまうこともあります。日本へ来る前に日本語を身につけていればそういった問題は起きないのですが、大多数の外国人労働者は簡単な挨拶しかできない状態でやってくるのが実情です。外国からわざわざ日本に来た労働者を守るため、また無用なトラブルを避けるためにはなるべく早く日本語を身につけてもらうことが必要です。ことばは仕事の中で覚えることもありますが、使うことばが限定されていたり、またほとんど話さない職場もあるため、効率よくことばを覚えていくには日本語教師に教えてもらうことが重要なのです。世界で使われていることばの中で日本語は覚えるのが難しいものの一つだとされています。だからこそプロの日本語教師の力を借りる必要があるのです。
日本語教師は日本文化と一緒に日本語を伝えていく
日本のアニメをはじめ、数々の世界遺産を保有する日本は昨今海外からの注目も高く、日本語を勉強する外国人が急増しています。そんな時に活躍するのが日本語教師です。
その日本語教師、この仕事をする上では必ず必要なスキルがあります。それは、日本文化を知っていること。私たちが英語を学んできたの授業を思い出しみてもらうと分かる通り、英語を学ぶと同時にアメリカやイギリス等の英語圏の様々な文化や習慣を一緒に学んできた記憶があるでしょう。つまり、語学を学ぶことはその言葉を使っている国や地域を学ぶことでもあるのです。例えば近年ハリウッドスターに話題の和食ですが、ダイエットに最適な食材が多く、旨味もあることからとても注目されいます。こういった料理に関する単語をただ教えていくのではなく、和食に関する言葉で一汁三菜、精進料理と言った言葉の意味と合わせて日本の食文化を伝えたり、ひな祭りや端午の節句ではこういった料理を食べるという昔からの習慣も合わせて伝えることにより、より日本語の理解や興味を深めてもらうことが出来るのです。
日本語教師自身が育ってきた環境が日本であれば、これまでの自分の体験を伝え、学びたい人へ日本語をもっと身近に感じてもらえる良いチャンスとなります。ぜひ、自信をもって日本語を教えていきましょう。
◎2023/2/3
情報を追加しました。
>日本語教師には英語スキルがかなり重要です
>日本語教師になるには国文科卒が適している
>日本の伝統を外国人に伝えられる日本語教師になろう
>コミュニケーションスキルを活かした日本語教師を目指そう
>日本語教師になる為にかかる学費はいくらか
◎2022/3/31
情報を追加しました
> 日本語教師は日本人なら誰でも向くというわけではない> 日本語教師の給料のシステムや金額はどのようになっているのか
> 日本語教師には海外で活躍するチャンスもある
> 日本語教師として働くにはどんな資格が必要か?
> 外国人に日本語を教える日本語教師が必要となる人数
◎2021/11/15
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